「最近疲れてる?」なんて聞かれてあらためて鏡を見てみると、メイクをしているのに気になる目の下のくま。目の下のくまがあるだけで、一気に疲れて老けた印象になるので、なんとかしたいですよね。
ここでは、目の下のくまの原因や対策、そしてくまを目立たせないメイク方法についてご紹介していきたいと思います。
目の下のくまの種類と原因

目の下にできるくまの原因は、実は様々です。
睡眠不足やストレス、過労によっても生じますし、栄養不足や鉄分不足による貧血によってできることもあります。また、肌の老化やターンオーバーの乱れが原因の場合もあります。
くまの色によって原因や対策も変わってくるので、まずは自分のくまがどのタイプなのか確認してみましょう。混合タイプもありますが、基本的には黒いくまは肌のたるみや目の窪みによる影が原因、青いくまは血行不良や鉄分不足、茶色いくまは色素沈着が原因といわれています。
くまの種類別の対策方法を見ていきましょう。
黒グマ
肌のたるみや凹みが原因であるため、アンチエイジング系の化粧品を使ってケアし、肌のたるみを改善するとよいでしょう。
ヒアルロン酸の注射で肌のへこんでいる部分をふっくらさせると、くまが目立たなくなる効果も期待できるようです。目の疲れもくまをひどくさせるため、PCやスマホの使用時間を短くし、ホットパックなどで目の疲れを軽減させてあげるのもよいでしょう。

青グマ
青いくまは血行不良や鉄分不足が原因としてあげられます。まずは鉄分やタンパク質の多い食品を積極的に摂ってみましょう。鉄分を多く含む食品にはレバーやあさり、納豆といった食品があげられます。これらの食品を日常的に摂るようにするとくまの改善に役立ちます。
また、血行不良を改善するために、全身運動やストレッチ、マッサージや入浴なども効果的です。一日に何度か目の周りにあるツボをやさしく押したり、軽いマッサージを行うこともよいでしょう。
茶グマ
茶色いくまの原因はメイクによる色素沈着が多いようです。普段からメイクはしっかりと落とすようにし、アイメイクは専用のリムーバーなどを使い汚れが残らないように気をつけておきましょう。
ただ、メイクをしっかりととることに気をとられすぎて、肌を擦ったり刺激を与えてしまうのはNGです。あくまで、刺激を与えずにきれいにメイクを落とせる、肌に合ったクレンジングを使うようにしましょう。
また、色素沈着を改善するには美白化粧品も有効です。アルブチンやビタミンC誘導体など美白に効果のある成分を含んだ化粧品を使ってみるものいいですね。普段からこまめなスキンケアで肌の状態を確認していくようにしましょう。
目の下のくまをカバーするメイクの方法

くまは根本から解決できるのに越したことはありませんが、できてしまったらまずはメイクでカバーしましょう。
ベースメイク
くまを上手にカバーするには、丁寧なベースメイクが大切です。洗顔後、基礎化粧品の後にコントロールカラーなどで基礎となる肌の色を調整していきます。
コンシーラー
その後、コンシーラーでくまをカバーしていきますが、目の下のくまの色によって、コンシーラーの色を調節しましょう。くまが気になるからと明るい白っぽいコンシーラーを使うと余計に目立ってしまうことも。
オススメは自分の肌色より少し暗めの色で、くまとそれ以外の肌色をなじませるようにすることです。コンシーラーはクマの部分に少しずつのせて優しくタッチングしながらなじませます。隠したいからと厚塗りになると余計に目立ってしまうので注意が必要です。
ファンデーション
その後にパウダーファンデをのせていきます。リキッドファンデやBBクリームなどを使っている人は、コンシーラーはファンデの後に使用するようにするとくまが目立ちにくいですね。
最後にホワイトのパウダーをくまのあたりにふわっとのせると、光の反射で目立たなくなりますよ。それでもくまが目立つ場合は、リップの色を赤くしたり、目元をマスカラでぱっちりさせるなど、ほかのメイクにポイントを作ると視線を分散させる効果がありますよ!
まとめ
どうでしたか?
くまは生活習慣の乱れや血行不良によって悪化してしまうので、毎日の生活から健康的なものにしていけるように心がけていきましょう。
今までなかったくまが突然できたという場合は、身体の疲れがたまっているのかもしれませんし、貧血やそのほかの病気が潜んでいることもあるので、自分の体調と相談して医療機関を受診することも覚えておきましょう。
なんにせよ、健康的な食生活に適度な運動と十分な睡眠が健康で美しい身体を作る基本です。基本ができていれば、少しのくまならメイクでうまくカバーすれば大丈夫。いつも元気で内側から輝くような素肌でいられるように、丁寧なスキンケアと健康的な生活を心がけていきましょう。